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セルロースファイバーが入荷しました

2019年 04月 30日 (火)

先日、現場にセルロースファイバーが入荷しました。一袋15キログラム詰めの物が95袋、合計1425キログラム、およそ1、4トンものセルロースファイバーが天井と壁に吹き込まれます。ホウ酸を20パーセント以上含み、『防火性能』『防虫性能』『吸音性能』、なんといっても一番強くお伝えしたいのが『吸放湿性能』に優れ、それでいて断熱材である…と云う究極の断熱材です。

古来からの日本の家は、『木』と『竹』と『土』と『漆喰』と『板』の自然素材だけで作られていました。隙間風が入り、冬はとても寒いのですが、高温多湿の日本の気候風土に最も適した素材で作られていました。柱と梁で組んだ構造体に竹を縦と横に組んだ竹木舞に藁等をすき込んだ土を荒壁として塗り、乾燥後に中塗り、仕上げ塗りの三工程で仕上げます。室内の湿気や、梅雨時期の湿度の高い時に湿気を吸ってくれ、屋外も土壁がそのまま外部に面して漆喰や、焼杉の板張りで仕上げてありますので、吸った湿気が土にとどまることなく、天気が良く、湿度が下がった時に湿気を放出してくれると云う、調湿を機械に頼る事なく、自然の内に家自体が行ってくれます。

現在は断熱性能が落ち、また、手間がかかる土壁で家を造る事は無くなりましたが、断熱性能を有しながらも土以上の調湿性能を持つ断熱材が『セルロースファイバー』なのです。住宅先進国のドイツやアメリカ等は、セルロースファイバーの市場占有率がトップです。我が国は、残念ながら僅かな施工実績しかありません。

素晴らしい断熱材なのになぜ我が国でセルロースファイバーを使用する住宅会社が少ないのか…、その答えは、もっともシェアを持つグラスウールと比較した場合、材料と施工工賃を合計した金額が4~5倍は高いと云う事と、住宅を作る側が断熱工事に対して深く考えていないと云う事と、断熱に予算を掛けたくないと云う考えがあるからだろうと思います。昨日書きました、他国と比べた樹脂サッシの普及率の低さを確認して頂いてもお判りだろうと思います。

弊社が使用するセルロースファイバーは、アメリカから輸入した商品です。アメリカでは、住宅で使用されている断熱材のトップシェアを占めているのがセルロースファイバーである為、厳しい基準が設けられており、それをクリアーした商品ですのでお勧め出来ます。この製品を使用している所は、山口県では弊社だけです。

明日と明後日に吹き込みを行います。