住宅を造るとき、まず第一に検討しなければならないことは、「物体の熱伝導率とそのものが持つ性質」です。地震や台風に強いコンクリート住宅は熱伝導率よりもその性質が住宅にとって致命的です。コンクリートは石焼ビビンバのように蓄熱しますので、涼しくあるべき夏に躯体全体が熱を夜になっても保持し続けます。暖かくならなければならない冬は、反対に冷たくなります。省エネに全く逆行する建物です。

鉄骨住宅は、熱伝導率が快適な居住空間に対して悪さをします。夏の直射日光を受ける外壁は50度以上、風が通らない場所では60度を超えます。その熱を躯体である鉄が屋内に伝えます。外壁が受けた熱を伝導率が高い鉄が床下まで伝えた場合、床下の低い温度の基礎部分に結露が発生することもあります。

木材は、熱の伝導率も低く、住宅の構造体に最も適していると思います。国内産の木材を多く使用することで、伐採、植林が続けば気が成長する段階で多くのCO2を吸収してくれます。

地球温暖化の防止にも一役買うことができます。このサイクルが確立すれば材料の供給はほぼ永続的に可能になります。付け加えて、「人に優しい」ということも忘れてはなりません。

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