我が国に古来から伝わる住宅は「木」と「竹」と「土」と「漆喰」で造られていました。100%自然素材の家です。自然素材は「人に優しい」だけでなく、日本の高温多湿の気候風土に最も適した素材です。 自然素材は、カビやダニの発生の原因になる「湿気」を多湿時は吸い、乾燥時には放出してくれるという自然調湿を行ってくれます。

現在の高気密高断熱の家を造るには「竹と土」は使用できませんが、基本的に「透湿(湿気を通す)」可能な素材を使用すると共に、調湿可能な素材をかなり多く使用する必要があります。 仕上げ用として壁に塗る珪藻土程度では、調湿してもその量はわずかです。

したがって、調湿ができて、その量も充分に確保できる素材が新聞紙から造った断熱材「セルロースファイバー」です。 30坪の住宅で使用するセルロースファイバーの量はおよそ1350kgです。これほど多量の調湿可能な素材が壁や屋根裏にびっしりと隙間なく入っているのです。 セルロースファイバーが充填されている天井や壁に透湿可能な無垢の杉や漆喰、珪藻土、布クロスを貼ればしっかりと吸放湿してくれます。

もちろん、躯体の外部側に張る構造用面材も透湿が可能な材料を使用しなければ壁内にたまった湿気を屋外に放出することはできません。ちなみに、構造用合板やOSB合板は、ほとんど透湿しません。

お問い合わせはこちら

山口県宇部市で新築一戸建て、注文住宅、健康住宅を建てるなら、自然素材を使った木造住宅にこだわり続ける地域密着工務店、有限会社トータルハウジングにお任せください。セルロースファイバーをはじめ素材にこだわり、お客様との信頼関係を大事にした家づくりをしています。