家づくりの原点

私が、お客様の人生で最大の買い物である『家づくり』を行っているのは、私自身が建築と無縁の仕事をしていた時に経験した、二度に亘る私自身の家づくりの大失敗があったからなのです。『私が経験したイヤな思いを、これから家を建てられるお客様には決してして欲しくない・・・』という理由からなのです。

今から40年以上前、印刷業の仕事に従事していた当時、自宅を地元工務店で建て、その3年後に大手ハウスメーカーでアパート(現在の弊社事務所)を建てました。

地元の工務店と大手ハウスメーカーで経験した事はそれぞれ異なりますが、双方で共通した事は、『契約書に印を押す施主の決意を真摯に受け止めてくれない・・・』という事でした。

着工もしていない、ただ図面だけの打合せの状況で契約をするという事は、その住宅会社及び担当者への信用と信頼の他にありません。私のそんな思いに応えてくれる事は、2社共全くありませんでした。

私はその時、『建築業界とはこんなにいい加減な所なのか・・・』と痛感し『それなら己が家を造り、大失敗した経験を生かし、これから家を造られる人達に自分と同じ思いは絶対にさせない!』と決意し、全く畑違いの建設業界に足を踏み入れました。

当時、当然のことながら建築には全くのシロウトでしたので、右も左も全く解りませんでしたが、『これから家を建てられる人達のために・・・』と一生懸命に勉強し、経験を積み、決意をした日からおよそ3年5ヵ月で独立し、現在に至っています。

昭和、平成、令和と時代は移っていますが、私の家づくりに対する想いは決意した日と何ら変わることがありません。

私は、お客様から『社長はNOと言わない』『首を横に振る事がない』・・・とよく言われます。 打ち合わせの段階から数多くのご要望にアドバイスを交えながら適格に応えて行く事や施工途中に気付かれた初めてお伺いする御要望まで、よほどの事でない限り、又は構造耐力的な変更でない限り『NO』とご返答する事はありません。 お客様が大金を投じて一生に一度の家づくりをされる事に対して真摯に向き合わせていただき、限度はありますが、『お客様のご要望は全て叶えて差し上げたい』という想いで家づくりをしています。

トータルハウジングの家づくり

私たちの家づくりの基本は、我が国の高温多湿の気候を踏まえた上で『湿度管理』をすることが大切だと考えます。そして、住宅そのものが自然に『湿度管理』できることを念頭に置き、調湿性能が桁外れの究極の断熱材『セルロース・ファイバー』を使用し、透湿可能な素材を多用しています。

また、『良く見る』『良く尋ねる』『深く考える』『振り返り確認する』ことを大切にして丁寧な家づくりを心掛けています。「早く・安く・簡単」にできる家が運動会の『徒競走』であるならば、私たちの家づくりは『借り物競争』のような存在です。時間は要しますが、お施主様のご要望を確実につくることを大切にしています。

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山口県宇部市で新築一戸建て、注文住宅、健康住宅を建てるなら、自然素材を使った木造住宅にこだわり続ける地域密着工務店、有限会社トータルハウジングにお任せください。セルロースファイバーをはじめ素材にこだわり、お客様との信頼関係を大事にした家づくりをしています。