ZEH(ゼッチ)は絵に書いた『餅』
住宅会社の必須課題ともいえる省エネ基準対応や住宅の高性能化、2020年の『省エネ基準義務化』に向けて各住宅会社が『ゼッチ・ゼッチ』 とはやし立てています。しかしながら現段階の『省エネ基準義務化』として求めている数値は、建 […]
愚かな『防湿ビニール張り』が家を腐らせる・2
読んで字の如く『防湿ビニールシート』は、湿気を含んだ空気が壁内に移動する事を防ぐ事が目的で、屋外に面した柱の内部側に張る石膏ボードの裏に当たる所に張ります。屋内の温かく多くの湿気を多く含んだ空気が壁の中に入ってしまうと、 […]
愚かな『防湿ビニール張り』が家を腐らせる・1
屋外と屋内の温度差。気温ベースで言えば、夏の外気温が『35度』であった時、エアコンで屋内を『28度』に冷房したとすると、その温度差は『7度』になります。冬の外気温が『5度』であった時、ヒーターで屋内を『22度』に暖房する […]
高気密住宅は必要か、否か…?
高気密住宅は本当に必要なのか…。住宅の本を出版している住宅の研究者の中にも『住宅に気密を求める事は必要ない』と言っている人もいるようですが、何を根拠にそのような事を言うのかが私には理解出来ません。 家を建てられるほとんど […]
断熱,気密、そして湿度・11
前回、昔の家は、家全体の壁に『土』を用いて『多湿』の『多』、多すぎて不快になる湿気を壁の土に吸わせたり、放出させたりという 『調湿作用』を持たせ、風通しを良くして蒸し暑い夏を過ごしていた、という事をお伝えしました。となれ […]
断熱,気密、そして湿度・10
今日は、『高温・多湿』、ジメジメとして蒸し暑い日本の夏をどのように快適に過ごせるようにするか…?という事について、『湿度』を関連付けて書きたいと思います。 例え、高温であっても湿度が低く『カラッ』としていればもっと過ごし […]
断熱,気密、そして湿度・9
今日は、気密工事を行うときに最も重要な事である『気密ライン』の事をお伝えしたいと思います。 外張り断熱の家が住宅の構造躯体の外側に、空気を通さない厚くて板状になった断熱材を張り、その断熱材の外部側で気密を取るように、住宅 […]
断熱,気密、そして湿度・8
壁面の気密工事ですが、1階は土台から2階床の梁まで、2階はその梁から小屋の梁まで1枚で届く構造用耐力面材を張ります。面材の外周の四方が10センチピッチ、中が20センチピッチで指定されたビス又は、釘を面材に打ち込みすぎない […]
断熱、気密、そして湿度・7
構造用耐力面材を外部に張りめぐらすと筋交い工法に比べて各段に気密のレベルが上がりますが、まだハイレベルな気密住宅とは言えません…と言う話の続きです。 気密レベルの値を表す『C値』を0、1~0、3まで上げるには、住宅の床面 […]
断熱、気密、そして湿度・6
昨日書きましたブログを読み返していて説明不足の所が2か所ありました。一つ目は、筋交いを外部に入れる事で『断熱欠損が必ず起きる』と言うのは『充填断熱工法』(グラスウール、ロックウール、サーモウール等の断熱材を柱と間柱の間に […]