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家造り、転ばぬ先の杖・5

2018年 05月 30日 (水)

前回から一週間以上経ってしまいました。

前回に書いた事で『安くていい家』はあり得ないという事をお伝え出来たか…と思います。

建売住宅にしろローコスト住宅でも共通して言える事ですが、価格を抑えるには、一つの工事単位で金額が大きい所をバッサリと減額する事です。小さな金額の積み重ねで100万円単位を減額する事はなかなか難しいですので、高額になる工事項目の金額をいかに減額するかが家をローコスト化する大きなポイントです。

一つの工事単位で金額が大きい所をお教えしましょう。カッコ内の金額は35坪程度の二階建てで『断熱性能と気密の良いゼロエネ住宅』での税抜き工事金額です。基礎工事が150万円,材木代(構造材,造作材)が300万円、外壁工事が50万円、大工工事が220万円、建材が270万円、屋根(ガルバニウム鋼板葺き)が60万円、左官工事が60万円、サッシ(樹脂サッシ)が150万円、電気配線工事が70万円、水道配管工事(屋内・屋外・雨水排水工事すべてを含みます)が80万円、建具工事が80万円、クロスなどの内装工事が70万円,キッチンやユニットバス,エコキュート,照明器具などが280万円、太陽光発電(5kW)が120万円、断熱工事が80万円、等です。

10万円単位の大まかな数字ですが、これらの大きな工事の合計は税抜きで2040万円、坪当たりで約58万円になります。ローコスト専門の住宅会社は一円でも安く購入できる物を探す事も行いますが、それよりもそれぞれの工事別に分けた下請けの会社との請負金額を極限まで下げさせることを第一に行います。下請けの会社との請負金額を『到底無理』という金額まで下げさせて仕事をさせるのです。

家を現場で直接造る下請けの会社さんや職人さんを一円でも安く仕事をさせる事を常に考え、小さな所まで徹底して減額させる事によって初めて『安い家』が出来るのです。建売の家、ローコスト住宅に共通して言えることは『一日でも早く家を造る』事です。工事単価も少ないので早く、簡単に造らないと『仕事をして赤字を常に出し続ける』と言う事になりますので、早く造る事が最優先で、着工から、およそ2か月で完成としなければなりません。

建売は、販売金額が決まっていますので『追加工事金』が発生する事はありませんが、ローコスト住宅で最も気を付けないといけないところは、『安い坪単価』は、見せかけの金額であるという事です。基本価格に含まれていない工事や、屋外給排水工事,地盤改良工事、造成工事、水道引き込み工事、浄化槽設置工事,設備工事等。基本工事で契約した後に打ち合わせをするこれらの別途工事で『しっかりとぼったくられます』。

今も昔も共通して言えること、『安物買いの銭失い』だけは避けてください。

 

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