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断熱・気密、そして湿度・1

2018年 04月 28日 (土)

今回からは、私がこだわっている『断熱と気密と湿度対策』について書きたいと思います。

住宅に使用されている断熱材は、溶かしたガラスを綿のようにした『グラスウール』。製鉄所の高炉から出た溶融スラグをグラスウールと同じように綿状にした『ロックウール』。羊毛から造った『サーモウール』。ウレタンボード、ポリスチレンフォーム等,板状の断熱材を外張りや内入れする方法。同じ発泡系ですが、現場で吹き付けする方法。そして新聞紙を綿状にした『セルロースファイバー』等があります。

断熱にこだわりを持っておられるお施主様は、『ほんの一握り』しかおられません。断熱にこだわりを持って施工している建築会社も同じように『ほんの一握り』しかおりません。断熱の事等、『考えてみたこともない』と言うお施主様に断熱の質問をしますと『そういえば何か黄色い物が入っていますね…』と言う認識をされている位で、それぞれの断熱材のメリット、デメリット、や施工状況等、考えてみた事も比較した事もないというのが実状です。

さらに質問を進めていくと『素人には分からない所なので、検討することも出来ず、結局家を建てる業者に任せるしかなく、その業者もプロなのでちゃんとやるはず…』という答えが返ってきます。

この『プロなのでちゃんとやるはず…』が大きな間違いであることに気が付かなければなりません。なぜなら、先ほど書きましたように、住宅を建てる業者の中で断熱にこだわりを持って施工している会社は『ほんの一握り』しかいないのです。断熱にこだわっていない業者は、『断熱材を入れない』という手抜きまではしないと思いますが、見た目『入っていれば良い』というレベルなのです。

断熱の専門業者が施工するわけではなく『早く、安く、簡単に、素人でも出来る』断熱材を外壁の中に入れます。寸法が決まっており、袋状になった断熱材をカットして短時間で入れてしまうのです。『断熱欠損』等、考えてみる事は決してないと思います。

断熱にこだわらない住宅会社にとっての断熱施工は、『ささっ』と片付けてしまいたい工事であり、大して重要視していない所です。断熱にこだわりを持っている住宅会社から見ると『まるで素人同様』であると断言できる施工状況です。

『プロに任していればちゃんとやる…』ではなく、住宅を建てる業者でも、断熱にこだわっている業者でなければ断熱に関しては『プロではない、素人と同じ』と認識しておいてください。

 

 

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