社長がヒアリング、設計、そして社長が家を造る・10

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社長がヒアリング、設計、そして社長が家を造る・10

2018年 04月 10日 (火)

木造住宅の基礎といえば、最近は,ほぼ100パーセント、コンクリートが家の全体に打ってある『ベタ基礎』で施工していると思います。

弊社で初めて『ベタ基礎』を施工したのは、今から27年前,平成3年からです。まだ『ベタ基礎』の施工要領が住宅金融公庫の設計仕様書にも載ってない頃でしたのではっきりとした基準はありませんでした。

宇部市の小串で区画整理事業地での新築工事現場で、弊社がベース筋として9ミリの鉄筋を300ピッチで組んで、立ち上がり筋をベース筋に溶接していたのに対し、弊社の隣地で同時に施工していた他社(市や県の公共工事もしている中堅どころの会社だったと思います)は、ベース筋なしの、立ち上がり筋は、端部を曲げもせずに『田植え』のようにベースコンクリートにただ差しているだけでした。

あの頃も同じベタ基礎といえども、随分差があるものだと思いました。その『差』は、27年を経た今も変わりません。

現場を見ることのない,見てもわからない,さらに比較することも出来ないお施主様は、どの基礎が『立派な基礎』かを判断する事できません。

そこで、基礎配筋についての一つの目安をお教えします。第三者機関に依頼をして検査をしてもらうときに提出する『検査チェックシート』に載っているベタ基礎の配筋根拠が、『ベタ基礎配筋表』によるものか,『設計者の工学的判断等』によるものか,『構造計算』によるものかによってベタ基礎の強度は、大きな差があるという事を知っておいてください。

『設計者の工学的判断等』は、雲をつかむような話で訳が分かりませんが,『ベタ基礎配筋表』は最低の基準であり、『構造計算』によるものとは比べ物にならないほど少ない鉄筋量です。

第三者機関から来られる検査官は、現場に来て検査対象の基礎の強度や構造力学上の観点に立って検査をするのではありません。最低であろうが最高であろうが、ただ『図面』に記載してある通りに鉄筋が組んであるかどうかを確認するだけです。

よく「第三者機関の厳しい検査をクリアーしているので大丈夫です』。と言っているところもあると思いますが,果たしていかがなものでしょうか…?。

今回は『社長が家を造る』から少し外れてしまいましたが、弊社では、より厳しい『構造計算』による判断基準で『こんなにまで必要か…?』思うまでに組まれた基礎鉄筋を検査官と一緒に私もチェックをしています。

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