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新築住宅完成現場見学会会場の工事の流れ・7

2021年 06月 22日 (火)

6月26日(土)・27日(日)の二日間予約制で開催します新築住宅完成現場見学会会場の工事の流れ、7回目は断熱材の『セルロースファイバー』についてです。

住宅で使用されています断熱材は、ガラスから作った『グラスウール』。鉄鋼スラグから作った『ロックウール』。羊毛から作った『サーモウール』。ウレタンやポリスチレンフォーム等の発泡系の断熱材、新聞紙から作った『セルロースファイバー』等があります。

弊社では、『セルロースファイバー』を使用しています。弊社が『セルロースファイバー』を使用している理由は、断熱材でありながら『調湿性能』が最良である、『吸音効果』が最良である、『防虫性能』がある、『防火性能』がある、等様様な性能を併せ持っているからです。

吹き込む事で隅々まで充填でき、断熱施工の基本である『欠損が無い施工』が可能です。グラスウール、ロックウール、サーモウール等の様に決まった寸法で造られた製品をセルロースファイバーの様に欠損が無いように施工する事はまず不可能です。天井に吹き込んだ写真を見ていただければ良くご理解いただける事と思います。

併せ持つ5つの性能の中で『断熱』と共に特筆すべき性能は『吸音効果』と『調湿性能』です。吸音効果は、弊社事務所にあります発泡系断熱材《厚み50ミリ》で造った箱、グラスウールで造った箱、セルロースファイバーで造った箱の中に防犯ベルを入れて試してみるとよくわかります。

発泡系の箱ではほとんど吸音しません。グラスウールの箱ではわずかに音が減少しているかな…という程度の物が、セルロースファイバーの箱の中に入れますと全く音が聞こえません。まるで魔法のように音が消えます。この実験は、弊社にお越しいただければ体験していただく事が出来ます。

次に最もお伝えしたい性能が『調湿性能』です。新聞紙が持つ調湿性能は、雨の日に履いて濡れた革靴に新聞紙を丸めて突っ込んで湿気を取る…という事を知っている方も多いと思います。その新聞紙から作った断熱材が、見学会会場では102袋ほど使用しています。1袋15キロですので総重量1530キロもの湿気を吸ってくれる素材が住宅の外部に面する壁に充填され、外部に面する天井に充填、又は吹き積もらせています。

調湿効果があるといわれる『珪藻土』『炭』『漆喰』などと較べて、圧倒的に使用する量が違います。珪藻土などは、壁や天井などの表面にごく薄く塗るだけです。表面に塗る材料の総重量が例えば30キロだとしますと、セルロースファイバーの量は51倍になります。そもそも比較できる量ではありません。

家の外部に面する壁と天井の全てに調湿できる素材で包まれているわけです。高温多湿の日本で日々快適に過ごせるようにするには、湿気を吸ったり吐いたりしてくれる『調湿』出来る素材を使用する事です。昔、日本では『土壁』の家が最適である…といわれたのは土壁が持つ調湿性能が優れているからなのです。

弊社では、製造基準が厳しいアメリカの製品を使用しています。天井に葺き積もらせた写真を見ていただきますとどこにも隙間が無く、断熱が一律に欠損なく施工されている事がご確認頂けると思います。断熱施工は、何度も言いますが『欠損が無く一律に施工する』事が重要なのです。

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