ここまで出来る?注文住宅・4

『注文住宅を建てます』と云う色々な住宅会社にどの様な依頼をしても同じ様にその依頼を受けてくれる…と思われているお客様がいらっしゃる事と思います。『注文住宅を建てる住宅会社は、お客様から依頼されるどの様な事であっても常に適切に、丁寧に、誠実に受けなければならない』と云う法律がある訳ではありません。

注文住宅を建てる住宅会社と言っても、注文を受ける内容や受け方は『ピンからキリまで』あると言っても良いと思います。快く受けてくれて、それを実践してくれる会社に依頼されているお客様は『良かった』と思われますが、依頼をする度に嫌な顔をされてぶつぶつと小言や嫌味を言われるとしたら、その住宅会社で家を建てられるお客様の家造りはとても良かったと云えるものではないと思います。

『転ばぬ先の杖』になるかどうかは判りませんが、弊社で実際にお受けしている注文住宅でお施主様から依頼され、それを実際に造った所の施工写真と共にその打ち合わせの内容をお伝えしたいと思います。

山口県山陽小野田市で施工させて戴いた注文住宅、新築工事のお住まいです。写真はリビングに配置した斜めの壁です。この壁を造った理由は、三枚目の写真の手前側にダイニングスペースがあります。従ってLDKは、L型の形状になっていますので一番エアコンを取り付ける位置としてベストな所が現在エアコンを取り付けている所なのです。しかもダイニングの配置を考えると壁を斜めにして取り付ける事が最良と云う訳で壁を斜めに造ったと云う事になります。

壁付けエアコンは通常屋外に面した壁に取り付けますが、このお宅の場合は室内の壁に取り付けています。この工事を行う場合は、大工さんの工事が継続している時にエアコンの業者さんに配管だけを先行して施工して頂かないといけません。写真2枚目の棚上にエアコンの配管がある事を確認していただけると思いますが、ここから先は配管を壁の中に入れ、基礎空間に落として外部の基礎に穴をあけてエアコンの室外機に接続します。

お施主様と現場で打ち合わせさせて戴く事は、まずは斜め壁の角度です。次にエアコンの裏にあたる洗面脱衣室の棚の高さを決めてエアコンスリーブの位置を決める。最後にエアコンの隠ぺい配管の位置と屋外機の位置を決めて先行配管をする。エアコンの取り付けは、通常のエアコン工事と同様で内装工事が終了した後になります。

お施主様のこだわりを確実に『カタチ』にする。打ち合わせの途中で得た小さなヒントからでも適確な提案をしてそれを実現する。自分がこの家の施主だったら…と云う思いで現場に立ち、何かこの様にした方と良いと思う案件があれば進言してそれを造る。

自然素材とセルロースファイバーをを使用して建物の構造体の内部から、人で言えば『内臓』から健康にする事を考え,必然的に備わって行く本物の健康住宅を造る。

高気密・高断熱、高性能・省エネ住宅が全棟標準施工です。平屋の家、二階の家、木造注文住宅ならトータルハウジングにお任せください。

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