『武士の一分』がやっと見れた

山田洋次監督の昨年の話題作『武士の一分』がはやくもテレビで放映され、私も念願かなって見る事が出来ました。昨年のいつ頃だったかは覚えていませんが、映画が封切りされて間もない頃だったと思います。

車を運転中にラジオで、『武士の一分』のあらすじを話しているのを聞きました。その内容のよさに目的地についても車から降りずに最後まで話を聞き続け、『是非にでも映画館で見たい』と思ったのです。

行こう、行こうと思いつつも日曜ごとに用事が出来て、とうとう行く事が出来ず『まあ仕方ないか、2年位すればテレビで放映するだろう』と思っていたのが意外に早く放映されてとてもラッキーでした。

ラジオであらすじは聞いていたので最後まで解っていました。見たかったのは、解説者が話していた木村拓哉の演技とラストシーンの一こまです。解説者は、拓哉がぼそぼそとひとこと妻に『あほっ』と言う所がとてもよっかったと話していましたが、実際はもっと長い台詞で『煮付けの味を忘れるはずが無い』という内容のシーンでした。

ラジオで解説を聞きながら、自分で勝手にそのシーンを想像していたのですがちょっとイメージが違いました。自分としては、そっと妻を抱き寄せてぼそぼそと一言だけ『あほっ』と言うだけの方が良かったな~。

武士の一分、たそがれ清兵衛、それともう一作なんだったかな~、う~ん思い出せん。山田洋次の時代劇三部作は全てテレビでですが見ました。それぞれに良い作品で、又見てみたいと思います。