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二重屋根、遮熱通気工法が屋根裏の温度を『すごく』下げる

2019年 05月 13日 (月)

瓦やガルバリウム鋼板等の屋根材の下地板(構造用合板の場合と野地板の場合があります)は、屋根下地を打つ屋根垂木を『桁』や『母屋』に取り付けた後に打ちます。現在建てられている住宅のほとんどは、この屋根下地板を一層打てば屋根下地造りは終わりです。屋根下地造りが終わればすぐに屋根を葺く職人さんがゴムアスファルトルーフィングを張りに来られます。ルーフィングを張ればその後に屋根材を葺き、屋根工事が完了します。

真夏の太陽熱を屋根材が受けると屋根の表面温度は、色によっても差がありますが瓦葺きでも60度以上、鋼板葺きでは70度近くまで上がります。屋根材が受けた太陽熱は、多少の減少がありますが、屋根裏の温度は45度から、時によれば50度近くもあります。

屋根裏、天井上に欠損が無い100点満点の天井断熱が施工されていたとしても屋根裏の空間温度が高ければ断熱材も熱を通してしまいます。レジャーに使用する『アイスクーラー』に保冷剤や氷を入れてジュース等を冷やしていても時間がたてば保冷剤や氷が解け、いつしかジュースも冷たくなくなってしまいます。

『断熱』と云えば、『熱を断つ』と書きますが、完全に熱を断ってくれる訳ではありません。断熱材も熱を通す…と云うことになれば、断熱材が置かれている環境をよりよくしておいた方が良い…と云う事になります。

二重屋根を作り、遮熱層を作り、遮熱の上に通気層を作って遮熱で反射した熱を排出する。このことが的確に出来さえすれば、真夏の暑い日であっても屋根裏の温度は気温とほとんど変わることがありません。二重屋根にしない時の屋根裏の温度の46度から60度と比較して実に15度以上も温度が下がります。

二重屋根の施工。確かに2回屋根を作らないといけませんので大変で、材料も2倍必要です。しかし、屋根裏の温度が気温とほぼ同じですと天井近くに上がっても熱く感じる…と云うことはありません。

1枚目の写真は、1層目の屋根地を作り、遮熱シートを張って2層目の屋根地を張る為の2回目のタルキを打った所です。2枚目の写真は、2回目のタルキに2層目の屋根地を張っている所です。3枚目の写真は、桁から撮影したところで、1本目のタルキと1層目の屋根地、遮熱シート、2本目のタルキと2層目の屋根地の裏側を写しています。桁と1層目の屋根地の空間は、発泡スチロールを詰めて気密を取ります。その上の1層目の屋根地、遮熱シートの上と2層目の屋根地下の空間が通気層になります。

 

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