どの様な基準で住宅会社を決めるのか…・3
前回までに大手ハウスメーカーと、それに準ずる住宅展示場に出展している地場のメーカーで家を建てると、本来の住宅建設費の他にお客様にとっては全く無駄な展示場の建築費、維持管理費、人件費等を上乗せして支払わなければならないと云う事をお伝えしました。
その他の住宅会社と云えば、私どものような地元で地域に密着した仕事をしている『工務店』や、最近特に多くなりました『ローコスト住宅会社』、不動産屋さん等が行っている『建売』です。
今回は工務店について書きます。地場の工務店と云えども、一年間で1棟の新築を建てる会社から、年間数十棟建てる会社まで様々あります。そこで、私も数社ではありますが、地場工務店他社のホームページを見た事があります。その会社のホームページの経営理念等には、実際に行っている事と随分かけ離れた事が書かれていることに驚いてしまいます。
建築に携わっている私でさえ、まことしやかに書かれたその文面を読むと本当に信用して家を建ててもらおう…、依頼する住宅会社はここにしよう…と思うくらいです。実情を知らない一般のお客様が見れば信じてしまうのは当然の事だと思います。
大手では建てない…住宅展示場に出展している住宅会社では建てない…というお客様でも、この後の住宅会社選定の方がはるかにハードルが高いと云う事に気付きました。これ何とかクリアーできる手はないものか…。しばし、よく考えてみます。
続きは次回で…。