家造り,転ばぬ先の杖・2

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家造り,転ばぬ先の杖・2

2018年 05月 16日 (水)

ローコスト住宅メーカーの営業手法は、最初にドーンと安い価格を打ち出して集客するところにあります。お客様をまず先に取り込んで『基本価格』でいち早く契約する方向に誘導します。

基本価格のみで家が出来るのか…?。と言えば決してそうではありません。それぞれの会社によって差はありますが『基本価格には含まれていない工事』が多くあります。『基本価格が安いので、含まれていない工事の金額も安い』と説明されるか、そのように思わされるか…は私にはわかりませんが、それらの基本価格に含まれていない項目は全て基本価格に追加され、その合計価格は意外に高いものになります。

ローコストメーカーの『なぜ価格が安いのか…』と言う説明の中に『生産者から一括仕入れで,中間マージンをカットしているから…』という内容がありますが、それが全て正しいとは限りません。

工事別に説明したいと思います。まずは『基礎工事』からです。

『基礎工事』は、小さくても,大きくても一軒一軒が個別の工事になります。地盤が悪く、地盤改良工事があった場合、この工事も一軒一軒個別に一から始めなければなりません。『基礎工事』の工事金の中で大きな比率を占めるのがコンクリート代金です。現場の進入路の状況によって大型車が入るのか、小型車しか入らないのか、ミキサー車やポンプ車が入るのか…等、現場の状況によって様々です。その現場の状況によってコンクリートの価格は異なってきますし、施工の金額も異なってきます。また、コンクリートを販売する業者もそれぞれの地で経営が異なります。そのような中で、万が一『一括仕入れ』が出来る…と仮定すればの事ですが、コンクリートを販売する一社単位のエリアで、よほどの棟数(100棟以上か…?)を建てる住宅会社でなければ『一括…』と言う交渉さえも無理な話であると思います。そのような住宅会社はどこにも存在しません。

これらを考えてみても『基礎工事』については『一括仕入れ』には該当しないと私は判断します。『基礎工事』を安く仕上げるには、建築基準法最低のレベルにコンクリートの強度を下げる、鉄筋の量を少なくする、コンクリートの打設量を少しでも減らす、施工業者に『1円でも安く…』と値切り、安い単価で仕事をさせる…。位しかないと思います。

続きは、次回で…。

 

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