『砂防えん堤整備事業』の境界立会

昨年7月21日、防府市真尾の土石流災害によって土砂が流れ、地肌をむき出しにしたままの山に砂防えん堤を築く為の境界立会が昨日ありました。

山の中腹に高さ15,5メートル、長さ約80メートル、奥行き約20メートルの砂防ダムを作り、渓流にまだ堆積している土砂が次の出水により流下し、今後起こりうる土砂災害を防ぐ事を目的としています。

地権者、防府土木事務所、設計コンサルタント、施工業者、と私達夫婦の計12名が寒い中約3時間、大きな木の根が……、岩の上に小石を置いたところが……、この杉の木は、わしが植えた……などと実にいい加減な境界立会で、最後は図面に併せて適当(適切にと言わなければならないかな……?)に収めるということで決着しました。

宇部を出かける時は、ぽかぽか陽気でしたのでジャンバーを持たずに行きましたが、やはり山は寒いところでした。携帯が着信するものの、電波が届かず通話は不可。

高田順次(漢字が良く判りません)の『5時から男』のように『帰りた~い、帰りた~い』でひたすら早く終わる事を願いながらも、予定を1時間もオーバーして3時間もかかってしまいました。

行き場所のなかった不明の土地を適切(?)に入れ込んで、再度立会があるとの事です。

工事期間は3月から10月までの予定ということです。

砂防1.JPG砂防2.JPG

写真は、土砂が残っている山の中腹と境界の話し合いをしている所です。