家づくり失敗例のアドバイス・3・色決め

おはようございます。宇部市で自然素材と断熱にこだわった家づくりをしているトータルハウジングの坂田です。

住宅雑誌に掲載された『家づくり失敗エピソード』。今日はその中から『外壁やタイルの色決め』についてひとこと。

失敗談では『コンピューターのシミュレーションで外壁の色を決めて、仕上がったら気に入らず、実物を見て判断すれば良かった』とあります。

コンピューターのシミュレーションは全体のイメージを掴む程度に使用する物で、それで最終決定するものではありません。各メーカーのカタログで判断する事も失敗の元です。

外壁、内壁、タイル、フローリング、など使用する予定の素材は必ず実物のカットサンプルで確認される事です。『何種類も取ってもらって申し訳ない』などと気にされる事はありません。長く使用しなければならない住まいですので、検討はじっくりと時間をかけてされる事が肝要です。

時間をかける暇がないといわれる方でも必ずサンプル確認をして下さい。まずはカタログでどのサンプルが見たいかを決め、メーカーにサンプル依頼します。10種類程度はいくらでも送ってくれますのでご遠慮はしないで下さい。

カットサンプルで確認しても、それで全体の仕上がりを想像する事はなかなか難しい事です。しかし、何事でも一つ一つ確認して事を進めていくことが失敗しない家づくりの第一歩です。

あわてずに、あわてずに。