10数年ぶりの住宅展示場見学

おはようございます。宇部市で断熱にこだわった健康住宅を造っている工務店・トータルハウジングの坂田です。

昨日、妻と二人で実に15~6年ぶりに山口と宇部にある住宅総合展示場見学をしました。現在ハウスメーカーがどの様な家づくりをしているのかを見るためですが、何処の展示場も現実とは程遠いデザイン重視の家で、お金もかかった家ばかりでした

Mホーム、Sハウス、Sハイム、Pホーム、Dハウスなどを見て回りました。Pホームは展示場と建売の住宅を見ましたが、やはり実際に売り物にする住宅は展示場とのレベルの差があきらかにありました。建売の住宅には床下の基礎の中に設置する深夜電力利用の『蓄熱式床暖房』が設置してあり、丁度私も次のお施主様のお宅に設置するので現物確認をさせていただきました。

この蓄熱式暖房機の製造メーカーとは以前から連絡を取りあっていましたので製品の事は知っていたのですが設置現場を見たのは初めてでした。まさかこの製品がテレビで宣伝している『帰りた~い、帰りた~い、あったかハウスが待っている』という物と同一とは知りませんでした。

約2年前に開発販売された製品ですが、さすが宣伝の力はすごく、Sハイムで既に15000件の実績があるとのことでした。

私は、この製品が不足していると思われるところを補い、外断熱工法住宅で培ったノウハウを駆使してSハイムを越える暖房効果と省電力を実現したいと思っており、それが確実に出来ると確信しました。

そのほかDハウスの簡易外断熱を実際に見ることも出来、実り多い一日でした。

    10数年ぶりの住宅展示場見学” に対して3件のコメントがあります。

    1. kei さん より:

      今まで行った事がありませんが、いつか必ず行かなくてはと思っていましたが、ブログを拝見させていただきとても勉強になりました。ありがとうございます
      私のような素人がみるといろいろと見落としたり、分からないように作ってあったりするのでしょうが、さすが住宅のプロが見ると違うなと思いました。

    2. ハウスメーカーが集合した総合住宅展示場は、家を建てようと計画しておられる方が見に行かれる時、必ず全社もしくは数社の展示場を同時に見学されます。その中でいかに打ち合わせをさせていただける会社の中に残れるかが大きなポイントになります。
      例えば、6社を見学し、打ち合わせを進めるところを3社に絞るとします。お施主様がその6社から3社に絞られるのは、構造的な理由でという事もありますが、全体のイメージが良い、デザインが気に入った、照明が素敵、セールスが感じ良かった・・・などで決められています。
      住宅展示場で最も重要な事は、『短時間の説明で後日打ち合わせを進めさせていただく土俵に上げてもらえる努力をする事』なのです。そのために、生活感のない、現実からかけ離れた広々とした間取り、実際では暗くて生活できない演出の為のみの照明、高価でとても買えない備品や設備等を惜しみなく揃えているのです。
      まずは一次面接で合格する事が第一です。後はプランを一次合格した3社がそれぞれ提出し、それぞれが見積もりを提出する。その中で一番良いと思うところに決め、契約する。これがおおよその流れだと思います。
      家は、実際に自分が建てられるレベルの家を見る事が大切ですが、これもなかなか難しい事です。
      家の構造、断熱の方法、健康に過ごせる家であるか、使用する部材などを比較対照することはお施主様には無理な事なのでしょうか・・・。
      私といたしましては難しくても是非にでも勉強していただきたい所なのですが・・・。

    3. kei さん より:

      勉強しなくては、いけないと思います
      そうですね。家を建てるのに比べたら、高々150万円くらいの車を買うのに何にするか、どれにするかと3ヶ月以上もしかすると1年かける人もいるかもしれません
      条件によってさまざまだとは思いますが、家を建てるのに費用が例えば10倍の1500万かかるとすると、費やす期間は単純計算で30ヶ月、2年半はあってもおかしくないのではと考えたりします
      車は買い替えができますが、一度建てた家を簡単には買い替えれないと思うと、家の事、その他付随してくる物をしっかり勉強しないといけないなと思います
      そういう意味でも、ブログを拝見させていただきとても勉強になります

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