『ソーラーサーキットの家』大苦戦
おはようございます。いつもブログを読んでいただいて有難うございます。トータルハウジングの坂田です。
昨日、ある代理店の方がこられ、『ソーラーサーキットの家』の現状について話をしました。
『ソーラーサーキット』は化学総合会社のカネカが開発した住宅工法ですが、昨年4月にカネカから分社し『ソーラーサーキットの家』という社名で独立営業を始めました。
その時に『いい家をつくる会』の加盟店の約50社が揃って退会をし、残った会員の約450社でどの位実績が出るか注視していましたが、結果は大苦戦で昨年度は500棟を割り込んだようです。
不況も手伝ったとは思いますが、一昨年の実績も1000棟を切っていた為おそらく半減するだろうという私の予想が的中しました。
『いい家がほしい』という本の売れ行きの影響で全国展開をし、一時は年間1800棟の実績を上げ、目標を3000棟にするという時期もありましたが、随分と落ちた物です。
同じ材質の他の断熱材メーカーが、技術と知識さえ持ち合わせていれば誰にでもそのノウハウを提供するという『オープン工法』にしている事に対し、今だかたくなにノウハウを売り物にしようとするカネカもそろそろオープンにして、自社が開発した製品を買ってもらうという姿勢に変えるべきだと思いますがいかがなものでしょうか。