お施主様と自然塗料塗り

おはようございます。いつもブログを読んでいただいて有難うございます。トータルハウジングの坂田です。

昨日と一昨日の二日間で、お施主様と3人で無垢の杉や桧の腰壁やフローリングに自然塗料を塗りました。

打ち合わせの初め頃、実物の塗装仕上げ見本をお見せして塗装される事をお勧めしたのですが、『無塗装にしたい』というご要望であった為、完成時まで塗装なしで進めてきました。

しかし完成の3日前、建具(全て杉の無垢材でオーダーしました)の取付けが完了した時に、建具まで無塗装だと使用を重ねる毎に取っ手の周りが汚れる事が目に見えていますので『せめて建具だけでも塗装しませんか……』とお施主様に再度お勧めして急遽その日の午後から塗装しました。

塗装の準備をして一枚目を塗ったと同時にお施主様が『これは綺麗だ、木の良さがぐんと良くなる』と言われ、腰壁と一部のフローリングも塗る事になりました。しかしながら、その日から展示会までの日まで塗装をする時間がなく、展示会が終わってからの2日間で塗装をしたという次第です。

本来ならば大工さんが終わり、左官さんが壁を塗る前に行うべき仕事です。既に仕上がった漆喰に塗料が付かないようにしっかりとマスキングをし、塗装に入りました。

初めは、私とご主人様の二人がマスキングと養生をした後に塗装をし、奥様を加えた3人でふき取りをするという予定で塗り始めましたが、それでは奥様の手待ち時間が多すぎるので作戦変更。私がマスキングをして、奥様が塗装、ご主人様がふき取りをしていくようにしました。

亜麻仁油などから作られた100パーセント自然素材の塗料を塗っただけで杉の木目や桧の赤身が浮き出るように綺麗になり、一部分だけ塗る予定だったフローリングも全て塗るようになりました。

クリアー掛け.JPG

写真でも塗装した所としていない所の差がハッキリとわかると思いますが、実際に見ると木目や赤身が美しく浮き出ています。

今日はお引越しです。

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