セルロースファイバーの防音効果はすごい!

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新聞古紙を繊維状にした断熱材『セルロースファイバー』その防音効果は、写真右の実験ボックスで体験する事が出来ます。

『OPUS』の文字が入っている方がセルロースファイバー。その右側にあるのが通常内断熱として使用されているグラスウールを詰めた実験ボックスです。

不審者や痴漢などに会ったときにひもを引っ張るだけで大きな音が出る『防犯ブザー』。市販の物は、80デシベルから120デシベル位の大きな音が出ます。

グラスウールもガラス繊維を綿状にしているのである程度の吸音はします。スイッチを入れ、鳴りっぱなしの防犯ブザーを(室内で鳴らすとかなりうるさい)グラスウールの箱に入れると、多少の吸音はしますが、入れて箱の蓋を閉めてもはっきりと音が聞こえます。

ウレタンやポリスチレンホーム等は吸音する事がなく音を反射するので、減音はほとんどありません。

セルロースファイバーの箱に120デシベルある防犯ブザーを入れると、入れただけで音がぐっと小さくなり、ふたを閉めると完全に聞こえません。

このセルロースファイバーが断熱材として家の壁にぎっしりと詰め込んであるので、防音効果は絶大です。

実験装置で体感するだけで『感動もの』です。