山口県宇部市の注文住宅なら地元工務店のトータルハウジング

私の家づくりのこだわり

私の『なぜ』

01. なぜ基礎コンクリートの外側に断熱材を張る『基礎断熱』を施工しているのか

コンクリートは熱容量(熱をためる量)がとても大きく、夏には熱く、冬にはとても冷たくなり、その熱を長く持ち続けます。さらに熱の伝導率(熱が伝わる度合)も高く、木材の約10倍、断熱材の約60倍も熱を伝えやすい素材です。冬の冷たい外気にコンクリートがさらされると、コンクリート全体が冷えきって暖房の負荷になります。外周基礎を外断熱化する事で、コンクリートが外気温から断熱され、より快適な居住空間が簡単に出来るからです。

02. なぜ木造軸組工法を施工しているのか

日本の気候風土に最も適している工法だからです。四季があり、梅雨や春雨・秋雨などの日本の高温多湿の気候に対応するには柱や梁などの構造体が常に空気にふれている必要があります。通気性がなく密閉された空間に高い湿度の空気が入り込むと木材はとても腐りやすい状態になります。製材された木たちも常に通気をさせる事によって長くその使命を果たす事が出来ます。

03. なぜ山口県木材を使用しているのか

地元の気候風土で育った木を使用して家を建てる事が一番という事は一理あるかも知れませんが、的を射ているかどうかは私には良く判りません。私が県産材を使用する理由は、木を育てる人、伐採して製材する人、その木を使用して家を建てる人、その家に住む人がつながって木材の地産地消を推進するからです。 この流れが続けば山には新たな木が植えられます。植材は、山間地域の雇用の創出や活性化につながると共に、植えられた木が成長する過程で、二酸化炭素を多く吸収し地球環境の保全にもつながる事になるからです。

04. なぜ耐力壁に『筋交い』でなく耐力面材の『ダイライト』を使用しているのか

一般的に木造軸組工法では、地震などの揺れに対応するため柱と柱の間に斜め材の『筋交い』を入れる事で、耐力を持たせています。1枚の壁に入れる筋交いの太さや本数で壁の倍率が決まっており、その家の耐震力を計算し、必要な筋交いの本数を決めます。計算上は耐震基準をクリアーしていますが、筋交い工法の場合どうしても筋交いが入っている壁のみに集中的に力が加わります。耐力面材『ダイライト』を構造材の外周全面に張る事で家の外周全てで地震などの揺れを分散して受けるようになるため、同じ耐震数値であっても地震等が発生した時に一部分のみの欠損が起こらないのです。 ダイライトよりも構造用合板の方が値段的に安く仕上げられますが、ダイライトには合板をしのぐ数々のメリットがあります。第一には合板の3~4倍も湿気を良く通すという事。第二に、防腐性、防蟻牲にすぐれているという事。第三に燃えにくい素材であるという事です。それぞれが合板の特性をはるかにしのいでいるため、価格は高くてもダイライトを使用しているのです。

05. なぜ『ハイブリッド断熱』を施工しているのか

何年か前に『内断熱VS外断熱』どちらが良いのか……などが論争された時期がありました。『ハイブリッド断熱』は内断熱と外断熱のそれぞれの長所の『良いとこ取り』したハイレベルな断熱工法です。 内断熱には新聞紙から作った『セルロースファイバー』(グラスウールやポリエチレンフォームなどの断熱材と較べて格段に少ないエネルギーで製造する事ができます)を使用しています。弊社が使用しているセルロースファイバーは『ホウ酸』の含有率が22%もあります(普及品は約5%)。このホウ酸の働きで、防火や防虫効果があります。雨の日、帰宅後濡れた革靴を早く乾かしたいとき新聞紙を丸めて靴の中に入れたというご経験をお持ちの方は沢山おられる事と思います。新聞紙はそれほどまでに吸放湿性があるのです。セルロースファイバーの形状は粉塵状で専用の機械で吹き込みます。 天井断熱などは丁度雪が降り積るように施工します。そのためグラスウール等のように断熱材間のすき間がなくなり断熱の欠損部分がなくなります。雪が積もってあたり一面が銀世界になるようにすき間のない断熱施工ができます。壁断熱ですが、そのセルロースファイバーを壁にいくらパンパンに詰め込んでも構造材である柱・梁・間柱などに入る訳ではありません。木材は熱伝導率が低いのですが、断熱材との伝導率を比較すると約6倍も熱を伝えてしまいます。 その断熱欠損をおぎなうのが、ハイブリッド断熱のもう一方を担う外張り断熱なのです。外張り断熱だけですとセルロースファイバーの持つ、防音・防虫・防火・調湿の効果はありません。断熱の施工をハイブリッド化することで双方のメリットを引き出し、デメリットを補うことができるのです。

06. なぜ『遮熱材』を張るのか

真夏の太陽の直射日光を受けた屋根や外壁の表面温度は摂氏60度を越えます。遮熱材を使用するかしないかで建物本体が受熱する温度差はかなりあります。建物本体が受ける熱が低くなれば当然のことながら涼しく過ごせる様になりますので、これも絶対に外せない材料です。 注意しなければならない事は、遮熱材は読んで字の如く熱を遮断するもので断熱材ではないと言う事です。遮熱材を部屋内に使用すれば部屋の熱が反射するので断熱材が不要になると力説する人もいますが、一理はあっても間違いです。太陽のエネルギーとファンヒーターではエネルギーのレベルが格段に違うため、断熱材は必要になります。断熱材と遮熱材のハイレベルな組み合わせがベストなのです。

07. なぜ無塗装の無垢の木をふんだんに使用するのか

構造体は全て無垢材です。内装材の床板、天井板、壁板、押入板なども無塗装の無垢材をふんだんに使用する事で、ホルムアルデヒドなどと無縁の住空間を作ることができます。無塗装の木は調湿性がありますが、それをウレタン等の化学塗料で塗りつぶすとせっかくの機能を殺してしまします。杉でも桧でもパインでも年月を経ると飴色に焼け、とても味わい深い色に仕上がって行きます。手あかなどの汚れが気になる方には蜜ろうや自然塗料を塗られる事をおすすめします。

08. なぜ外壁を『塗り壁』で仕上げるのか

近頃は防火サイディングで仕上げたどこも同じ様な家ばかりが目につきます。縦張りサイディングは、縦に45.5センチ又は91センチ間隔に継ぎ目があり、横張りサイディングでは上下45.5センチ間隔に継ぎ目が出、パッキン、又はコーキングの縦目地が出ます(一部高級サイディングで継ぎ目の判らない商品もあります)このコーキングが築後約4~5年で劣化が始まり、10年も満たないうちに打ち替える必要が出てきます。 私がおすすめする外部塗り壁は、アクリル系の樹脂を専用ガンで吹き付けるか、左官職人が表情豊かに『コテ模様』をつけて仕上げます。継ぎ目のない一枚壁はサイディングが主流になっている現在、とても新鮮で、おしゃれなお家になります。

09. なぜ内装壁を珪藻土入りの漆喰で仕上げるのか

現在の内装の仕上げはクロス貼りが主流です。一般に使用されているビニールクロスは材質がビニールのため透湿性はなく、湿気は通りません。床や天井などに自然素材や無垢材を使用しても壁にビニールクロスを貼ってしまうと、そこからの湿気は遮断されてしまいます。一部に透湿性があるビニールクロスもありますが、数が少なく透湿数値はわずかです。湿気を通さない素材を貼ってしまうと湿気の逃げ場が少なくなり、壁内に残った高湿度の状態の中でカビやダニなどが発生しやすくなり、健康を阻害する原因を作ります。通気の少ない高湿度の状態が続けば構造体である柱や梁なども腐りやすくなり、家の寿命を縮めます。 家が健康でなければ、その家に住む人の健康はあり得ないと思うのです。壁面や天井面に吸放湿してくれる無垢材や珪藻土、漆喰などを使用すると、構造材を含む家全体の材料が乾燥時には放湿してくれ、多湿の時には吸湿してくれます。適度な湿度は住む人にとっても家にとっても健康を約束してくれるのです。

10. なぜ蓄熱式暖房器を使用しているのか

蓄熱式暖房器は、電気使用料金が安い夜の11時から朝の8時までの時間帯に電源が入り(1kwhあたり9円62銭です。他の時間帯は23円53銭から35円98銭とかなり高くなります)、機械本体内にある蓄熱レンガにたっぷりと熱をため、それを一日中放熱します。 断熱・気密の良い家でないと使用しない方が良い暖房器ではありますが、断熱性の良い家にはもってこいの暖房器です。断熱・気密の良い家ですと隙間風も入らないし、暖房効率も良いですので温度設定を20度以下にしておいても家全体がほのかに温かく、一日中家全体の暖房をしていますので、帰宅した時に『寒い』という事がなく、家の中の温度差がほとんどありません。寒くなったらスイッチを入れるという間欠暖房とは根本的に暖房に対する考え方が異なります。 かなりの予算をかけて居間に床暖房を設置しても、午前8時から午後11時までの電気代が高いので来客時以外ほとんど使用していないという話をよく聞きます。床暖房の電気代の一例をあげてみます。12帖の部屋に床暖房を設置。夜間以外の時間帯で電気料金が1kwhあたり28円、床暖房の電気使用量が3.6kwと仮定すると1時間あたりの電気料金は約100円になります。朝・昼・夜のそれぞれ2時間、一日当り6時間使用すると1日600円、1か月で18,000円にもなってしまいます。 電気使用量が4kwの蓄熱式暖房器を1台設置し、毎日蓄熱がなくなるまで熱を使いきったとしても4kw×9時間(中国電力管内)で36kwh。36×9円62銭で346円32銭です。家の大きさにより、機械の大きさが異なりますが、全館暖房を一日中行い、一日の暖房電気代が346円32銭です。マイコンタイプですので余った熱を差し引いて蓄熱します。一か月の電気代が一万円以下で24時間、全館暖房というのは魅力がありませんか?

マイスターな家づくり

『マイスター』とは、職人・総指揮者・最高責任者などの意味がある言葉です。 『マイスターな家づくり』とは、熟練の職人が完成度の高い家を造るということです。 DSC04160『家づくりのプロ集団』と言う事は簡単ですが、営業 ⇒ 設計 ⇒ 職人の選択と現場管理 ⇒ 完成度の見極め ⇒ アフターメンテナンス……の全てに精通した同じレベルのスタッフを揃える事はなかなか難しい事だと思います。 現在はデジタルの時代ですので若い人はピンと来ないかも知れませんが、アナログの時代のオーディオを例にとっていえば音源であるレコードの音を最高の状態で聞くにはカートリッジ(レコード針)に始まり、プレーヤー、アンプ、スピーカー又それらを結ぶコード類の全てが最高のレベルでなければ良い音は出ないと言われていました。 特に音の入り口であるカートリッジ(住宅で言えば営業マン)が悪ければいくらアンプやスピーカーが最高級のものであっても良い音が出るはずがありません。陸上のリレーや駅伝なども同じ事で、メンバーの中で只一人でもレベルが低い人が居れば成績はその低いレベルになるのです。 私は、お客様の接点となる重要な部署に素人同然の営業マンを配置することはどうしても理解が出来ません。決まった商品を売るだけなら販売力さえあえば良いのでしょうが、お客様の様々なご要望を確実に実現するためには、全ての事を深く理解しておかなければとても判断出来る事ではないと思うのです。第一ボタンをかけ間違えると全てが違って来るように、お客様との接点はとても重要だと思うのです。 私は自分の体験からも、自分自身がマイスターとなり、 営業 ⇒ 設計 ⇒ 見積り ⇒ 職人への直接指示 ⇒ 工事全般の監理 ⇒ それぞれの職人の谷間となるような誰もが出来ない、又気がつかない仕事の補填 ⇒ 完成度合の見極め ⇒ 第三者の検査の立会 ⇒ 工事代金の請求 ⇒ 代金回収 ……を一人の人間が行う『担当者一貫性システム』を工務店勤務時代からずっと行っています。作業効率は良くないと思いますので、業績を上げる事を目標とされる人には不適格です。しかしより良い仕事を求める場合には適格だと思っています。 あるメーカーで、大量生産のラインを止め、マイスターな職人の手づくりによる付加価値の高い商品づくりをしているという話をきいた事があります。 早く安く造る家よりも、総合的なマイスターがじっくり造り上げる『味のある家づくり』が良いとは思いませんか?