
私は、お客様から『社長はNOと言わない』『首を横に振る事がない』・・・とよく言われます。 打ち合わせの段階から数多くのご要望にアドバイスを交えながら適格に応えて行く事や施工途中に気付かれた初めてお伺いする御要望まで、よほどの事でない限り、又は構造耐力的な変更でない限り『NO』とご返答する事はありません。 お客様が大金を投じて一生に一度の家づくりをされる事に対して真摯に向き合わせていただき、限度はありますが、『お客様のご要望は全て叶えて差し上げたい』という想いで家づくりをしています。
私たちの家づくりの基本は、我が国の高温多湿の気候を踏まえた上で『湿度管理』をすることが大切だと考えます。そして、住宅そのものが自然に『湿度管理』できることを念頭に置き、調湿性能が桁外れの究極の断熱材『セルロース・ファイバー』を使用し、透湿可能な素材を多用しています。

また、『良く見る』 『良く尋ねる』 『深く考える』 『振り返り確認する』ことを大切にして丁寧な家づくりを心掛けています。「早く・安く・簡単」にできる家が運動会の『徒競走』であるならば、私たちの家づくりは『借り物競争』のような存在です。時間は要しますが、お施主様のご要望を確実につくることを大切にしています。
『良く見る』とは?
お客様と打合せ後の内容が現場と相違ないか、問題点はないか、忘れていることはないか、勘違いをしている箇所はないかなど、しっかり見て確認することです。

『良く尋ねる』とは?
つくる側の判断で家づくりを進めるのではなく、その都度、何度でも現場での打合せを重ね、お客様の『これでOKです!』というご確認をいただいてから工事を進めていくことです。

『深く考える』とは?
お客様からいただいたご要望を、現場で造っていくために最善の方策は何か、深く考えることで予算の軽減は出来ないかなど、最も良い方法などを考えることです。

『振り返り確認する』とは?
一度確認をしたところ、すでに造り終えたところでも、これで良かったのか、間違いはないか、先に進めても良いのかなどを再度検討、確認を行うことです。
