■基礎外断熱について
コンクリートの熱伝導率は、約1.4。木材は約0.15ですので、
コンクリートは木の約10倍熱を伝えやすい材質と言うことになります。
基礎コンクリートが直接外気に接していれば、 外気温度がコンクリートに蓄熱され
冬は冷たく夏は熱くなり一年を通して11〜13度の地熱を利用することが出来ません。
コンクリートの外側を断熱することが大切なのです。
■壁外断熱について
木造軸組み工法の柱や桁の外部側に板状の断熱材を
連続に張ることによって断熱欠損が非常に少なく安定した断熱性能を得ることが出来ます。
また、断熱と気密のラインがこの断熱材で出来ますので、理想的な高気密・高断熱住宅が得られます。
■屋根外断熱について
真夏の直射日光を受ける屋根瓦の表面温度は、摂氏60度以上になります。
屋根垂木に直接屋根下地板を打ちフェルトを張って 瓦を葺いた家では
屋根裏温度が摂氏50度近くになり、併せて湿度も高くなります。
天井断熱を完璧に施工しても屋根裏にヒーターを設置しているようなもので、
家の構造本体そのものが熱を帯びてしまいます。
屋根外断熱では、1層目の屋根下地板の上に断熱材を張り、
その上に通気層となる通気材を打ち、さらに2層目の屋根下地板を打ちます。
2層目の屋根下地板にフェルトを張り瓦を葺きます。
屋根瓦が受ける熱は断熱材外部の通気層を通って棟換気に抜ける為、断熱材が熱くなることはありません。
真夏の暑い日に屋根裏に入って居室とほぼ同等に過ごせることや
1層目の屋根下地板が 室温より低いのは完全な断熱と通気排熱によるものなのです。