■通気・気密・断熱

■通気について
夏の炎天下に窓を閉め切った状態の車を駐車しておいた時と窓を少し開けて風が通るようにして
駐車しておいた時の車内温度の差を想像してみてください。また家の窓を閉め切って外出し、帰った時の
「ムッ」とした暑さが窓を開けて風を通しただけで随分過ごしやすくなることはどなたでも
体験されていることでしょう。家の外壁や屋根も熱射を受けて熱く なっています。
家の壁内だって風が通り抜けると家が涼しくなると思われませんか?
壁の中にグラスウールや断熱パネルなどを詰め込んだ充填断熱工法では壁内の
通気がなくなり受熱した家を自然の力で冷やすことが出来ません。
■気密について
気密が悪く隙間の多い家は、冬の冷気がいたる所から出入りします。
暖房をすると暖まった空気は比重が軽くなり上昇し天井付近を暖め隙間から放出されます。
放出された空気の量だけ冷たい空気が侵入し、比重が重いため床付近に停滞し人が座るあたりを冷やします。
煙突のように暖まった空気が上昇して逃げていくため強力な暖房設備でないと部屋を暖めることが出来ません。
また部屋を仕切って暖房をする為、暖房中の部屋から他の部屋に移動した時の温度差が出来ます。
暖房中の部屋内でも天井と床では摂氏10度くらいの温度差が でる場合もあります。
気密の良い家は隙間が少なく不要な空気が侵入してきませんので、
小さな暖房器具で安定した暖房が可能です。
外断熱による高断熱・高気密住宅で家の中の温度差が少ない省エネルギーで、
温度のバリアフリー住宅が実現します。
■断熱サッシについて
調理をする時の鍋の取っ手に樹脂が使用されているのは何故でしょうか?
金属は熱の伝導率が高い為ガスやIHヒーターで調理する鍋の取っ手が
金属のままだったら熱くてとても鍋は握れません。
熱の伝導率の低い樹脂(熱伝導率はアルミの1000分の1)が
取っ手に巻いてあるから素手で鍋が持てるのです。冬の暖房時の熱が窓から流失する割合は約48%。
夏の昼の冷房時に窓から熱が侵入する割合は約71%です。
窓を熱伝導率が低い樹脂サッシにする事がいかに重要かがわかります。